英語学専攻、英語教職、英語授業TA、留学アドバイザーをしていた文系大学生の留学遍歴はどんな感じ?
みなさんこんにちは、Naoyaです。今回からAbloomでライターとして発信していくことになりました!
大学時代は専攻が英語学だったり、英語の教職課程を取っていたり、大学の留学アドバイザーをやっていた僕なんですが、今回はそんな僕の留学遍歴についてお伝えしようと思います!
今現在大学生でどういうプランで留学をしたらいいかわからない人や外国語学部や文学部で英語漬けの人て実際どれぐらい英語やるのか、できるのかが知りたい!って人は是非最後まで読んでみてください!
自己紹介
まず、僕がどんな人物なのか自己紹介させていただきます。2016年に関西大学の文学部に入学して英米文学英語学専修という英語学と英語教育を専門として勉強していました。
学部の勉強と同時に英語の教職課程もとっていて、4年次には教育実習にも行きました!
在学中は大学内で働いたりもしていて、All English(授業が全て英語で行われる)の授業でティーチングアシスタント(TA)として教授や学生の語学面のサポートをしたり、大学の留学を管轄している部署で留学アドバイザーとしてこれから留学に行く学生たちにアドバイジングをしたりもしていました。
あとは、部活動でESSという英語を学ぶところに約3年ほど在籍していたり、卒論を全文英語で書いたり、オープンキャンパスで高校生と保護者に向けて英語学習や留学について講演をしたりしました!その間に長期休みや学期中に留学をしていた感じになります。
どうして留学にいこうと思ったのか
なぜ留学にいこうと思ったか、というよりはなぜここまで英語学習や留学に力を入れるようになったのかというと、話は高校3年生の時まで遡ります。
当時小中高と野球しかしてこなかったのですが、野球の指導者の方に「先生になった方が良い」と言われ高校の教師になることを意識し始めたのが最初でした。英語は割と好きな方だったのと他の教科がダメダメだったので半ば消去法のように教科を絞り、英語を勉強し始めました。
そこから自然と、「英語の先生になるんなら、英語話せるようにならないとなぁ」と思うようになり、漠然と「大学生になったら留学しよう」と思い始めました。その時なんとなく、短い期間で留学しても英語話せるようにならなさそうだし行くなら長期留学をしようと考えていたのも記憶にあります。
留学年と行き先 Part 1(フィリピン編)
では実際にどんなところにどの時期に留学にいったのか紹介していきたいと思います。
大学時代に留学に行った回数は3回で、まず始めに行ったのはフィリピンでした。これは大学1年の夏休みに1ヶ月ほど行っていました。フィリピンの中でもケソンシティという首都マニラから車で1-2時間程のところにある場所に留学しました。後に大学でTAを担当することになった教授がこのケソンシティ出身で僕の中ではすごく縁がある街になっています。
ですが、もともとはフィリピンに留学する予定は全くありませんでした。それなのになぜ大学1年の夏休みに行ったかというと、大学入学前からそれなりに英語は勉強していたつもりでしたが、いざ大学で1-4年生や留学生と混ぜられたAll Englishの授業を履修した時に先生の言っていることはわからないし、クラスメイトが喋っている英語も流暢で聞き取れないし、自分はというと自己紹介もままならないといった状態だったんです。
それで、「ああ、これはやばいな、、」となり、どうにか英語力をなるべく早く上げられる方法が必要だと思って調べていたら、そのクラスに1学年上の先輩がいて、「僕はフィリピンのここに留学して一気に変わったよ」と教えてもらい、授業中に5分ほど詳しく話を聞き、その授業が終わるまでに申し込みを送り、さらには先方から承諾メールが返ってきて留学に行くことが決まりました。(行き先の学校のレスの速さ、、笑)
その日の夜、全ての手続きが終わってから親に留学に行くことになった連絡をする後の祭り状態でしたがそんな感じで人生初海外、初留学に行くことになったのでした。
肝心の授業内容はというと、これがとてもすごかったです。授業は1日8時間、2時間×4セットあり、なんと全てマンツーマンの個人レッスン!ここで英語のスピーキング力ほぼ0だった僕は英語のいろはを叩き込まれた感じでした。それが週5日あり、土日は基本フリーなので留学先で仲良くなった日本人や先生、現地の人たちと旅行に行ったり買い物に行ったりしました。
- 即決で決まった初海外・初留学
- 1日8時間マンツーマンの超スパルタ留学
留学年と行き先 Part 2(カナダ・トロント編)
次に行った留学先がカナダのトロントというところです。ここには大学2年の春学期(厳密には1年の春休みから2年の夏休みまで)約7ヶ月間行っていました。高校時代から思い描いていた長期留学に遂にここで行くことになります。
この留学は関西大学が提供しているプログラムとしていきました。そのため留学中に取った授業が大学の単位として認められたり、手続きのサポートや留学前のセミナーがあったりしました。
内容はというと、僕はトロント大学というところの語学学校に入学して半年間英語を学びました。
基本的に授業は午前のみか午後のみのどちらかで、前回行ったフィリピンのスパルタ留学よりは時間に余裕がある留学でした。
そのため授業ある平日でも半日はフリーになるので、大学の中のカフェで課題をしたり、友達と談笑したり、近くのモールに買い物に行ったりして、カナダというお国柄もあるとは思うんですが、結構時間の流れがゆっくりな留学生活を送れていました。
そんな感じでゆっくり自分のペースで時には休みながら楽しみながら勉強も遊びも充実、というスタンスの留学がトロントでの留学でした。
- 勉強と遊びを両立したカナダ長期留学
留学年と行き先 Part 3(フィリピン編その2)
3つ目の留学先は再びフィリピンに行きました。これは大学3年の春休み、4年生になる直前に行きました。ちなみに1年の時に行った学校と同じところに通いました。
大学3年から4年になるタイミングというと普通の大学生は就活真っ只中で「留学なんてしてる暇あるの?」という感じかと思うのですが、僕は留学してました。理由は明白、「就活をしていないから」です。
僕は当時オーストラリアの大学院に進学するために準備をしていました。その一環でIELTSという英語力を測るテストが入学の要件になっていたので一度経験をしていて効果も実際に知っているフィリピンへIELTSに特化した留学を3週間ほどしていました。
授業は前回と同じで1日8時間、2時間×4セットのマンツーマン授業です。4セットあるのでそれぞれスピーキング、ライティング、リスニング、リーディングに分けてそれぞれの先生がテストの形式に沿ってポイントを教えてくれたり実際に模擬テストをしてみたり、おすすめの教材やサイトを教えてくれたりしました。
結果的に3週間という短い期間の留学でしたが効果的に学習でき、大学院の入学要件もクリアでき、晴れてオーストラリアの大学院に入学する資格も獲得することができました!
- IELTSに特化した留学
まとめ
これまで3つの留学に行ってみて感じたのは、留学は長さではなく、自分の目的にあっているかどうかが非常に重要ということです。冒頭でもお話ししたように僕も高校時代は長期留学だけを考えていて、理由が長い方が英語力があがりそうだから、でした。
しかし実際に短期留学を経験してみるとやり方次第で英語力が爆発的に伸びるし、現に僕も英語力の基礎をしっかりと身につけ語学力を爆上げしたのは1回目のフィリピン留学の時でした。
じゃあ長期留学なんかいらないんじゃない?と思う方もいるかもしれないですが、そういうわけでもありません。ちゃんとそれぞれの留学に目的や特色があるのでそのあたりについて今後の記事で触れていこうと思っています。
短期・長期留学のそれぞれの特徴やあまり知られていない種類の留学、さらには短期と長期の留学を掛け合わせて爆速で語学力を伸ばす方法なんかも紹介していけたらと思うので、気になる方は今後の記事も是非チェックしてみてください!それでは!