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どうも!こんにちは!たかとです!!日本人は英語ができないって言われてますが、中高と英語教育を受けたにも関わらず、英語が話せないという人が多いと思います。

なぜ、6年間も英語を習っているのに日本人は英語を話せないのかなと思っている人も多いと思います。

今回は日本の英語教育は果たしていいのかということについて書いていきたいと思います。

日本人の英語力

日本人は英語ができないと言われていますが、一体どのくらいできないのでしょうか。

あるデータによると88カ国中55位と半分以下の順位に位置付けられています。日本より英語力が高い国はフィリピンやヨーロッパの国々が上位にランクインしていました。

発展国の中でも日本はひときわ目立って下の方にランク付けされています。

また観光客の方への調査で困ったこととして日本人に英語が通じないという声もあり、やはり日本人は英語力が低いというのがわかります。

日本の英語教育

なぜ日本人は英語ができないのか。それは日本の英語教育に大きな原因があります。今は少し改善されつつありますが、僕が受けた学校での英語を基準に日本の英語教育の悪いところを上げていきたいと思います。

英語学習を始めるのが遅い

今は小学生から英語の授業がありますが、僕たちゆとり世代は中学校に入ってから英語の授業がありました。その一方ヨーロッパなどの国では英語はもう幼稚園など幼い時から触れています。

また、英語での番組などの放送もあり、小さい頃から英語に囲まれた生活を送ることができます。

日本だとそういった英語の番組はほとんどなく、中学校でアルファベットの順番や単語のスペルを習ったりとかなり低レベルです。

この英語に触れる年齢が若ければ若いほど言語は習得しやすいので、この時点で他の英語力が高い国から、かなり出遅れています。

試験のための英語教育

日本の英語学習は試験を通るための勉強法を教えてくれます。高校受験、大学受験に備えた学習カリキュラムや勉強法がほとんどです。

さらに日本のそういった試験は大抵が読みと聞きです。なので、日本人は英語は理解できるけど自分が言いたいことを英語にするのが苦手です。

もちろん、いい高校や大学に行くためにそういった教え方をするのは仕方ありませんが、それだと将来英語を使うとなった時に困るという認識が必要です。

日本語で行われる

中高ではほとんどの英語の授業が日本人の先生による日本語での授業です。何回かに1回ALTというネイティブの先生による英語の授業がありますが、1対大勢なので英語を話す機会も少ないです。

英語を習得するためには英語を感覚で理解できると一番楽なので、英語を日本語で解説してそれをまた英語に直してという過程を踏むのは賢いとは言えないでしょう。

英語を英語で解説してこの単語はこう使われてるからこういう意味かなと想像して英語を学ぶ方が使える英語を身につけることができます。

座学が中心

日本の授業は基本座学です。机に向かって教科書とにらめっこという授業がほとんどです。英語の授業でもひたすら机に向かって英文を読んだり、単語の意味を調べたりがほとんどです。

これだと全然アウトプットできてないので、英語を話すとなればどう言葉にしたらいいのかわからないのも当然です。英語を話したいのであれば英語を話すしかありません。

座学だとどうしてアウトプットすることができないので、ディベートやディスカッションなどを積極的に取り入れて自分の意見を英語でいうという経験が必要になってきます。

先生があまり英語ができない

中高だと先生自身が英語があまりできないというケースもあります。試験の英語は教えれるけど、英語を話すのは苦手という先生は少なくはないと思います。

実際に学校の先生がALTの先生の授業を組みたくない理由として、生徒の前で自分の英語を注意されるのが怖いからなどという理由もあるようです。英語ができない人から英語を学んでもできるようにはなりませんよね。

英語を英語で教える教育にするためにも、まずは先生の英語力の向上も必要になってきますね。

英語を話すためには

では、英語力を上げるために何かできることはあるのか。受験英語ではなく話す英語を身につけるためにできることを紹介したいと思います。

英語を話す機会を作る

日本の英語教育だとインプット中心なので、そのインプットしたのをしっかりアウトプットする必要があるので、英語を話せる環境を作って定期的にアウトプットすることで実用的な英語力を身につけることができます。

こういった環境をまず学校側が提供できるように最近では授業内でディスカッションやディベートを取り入れるといった取り組みも見えます。

英語を話すためには英語を話すしかありません。しっかりとアウトプットをしていきましょう。

スクールに通う

しっかりと英語力を上げたいのであればスクールに通うというのも一つの選択肢です。今だと英会話スクールはあちこちにあります。学校の授業では物足りないと感じる場合はスクールに通ってアウトプット量を増やしてみるといいでしょう。

学校でアウトプットできるといってもクラスの生徒も多いので、量も限られてきます。もっとアウトプットしたいと思うのであれば、少人数でできる英会話スクールがおすすめです。

また英会話スクールだとネイティブの先生もたくさんいるので外国人の人と話す練習にもなっていいと思います。

ネイティブと英語を話すのと日本人同士で英語を話すのではだいぶ差があるので、ネイティブと話す機会があるのはかなりいいことです。

まとめ

以上が日本の英語教育の現状です。今は少しずつ実用的な英語力をつけるためにカリキュラムが組み直されたりしてきてはいますが、まだまだこれからといった感じです。

せっかく学校で英語を学ぶのであればしっかりと使えるところまでできるように、インプットだけでなくアウトプットもしていきましょう。

この記事を書いた人

大学1回生時にイギリスのヨークに学部のプログラムで3ヶ月間の留学を経験。その後は関西大学ESSの部長として、英語に携わる。大学3回生時にビジネスを学ぶため単身でアメリカシリコンバレーに渡り、現地でIT最先端の企業にインタビューして回る。そしてその時の経験を生かし、現在は留学生の留学ライフを支援する「Abloom」の発起人として活動を続ける。

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