留学にいく本当の目的とは?
みなさんこんにちは、Naoyaです。今回は留学いく本当の目的について書いていきたいと思います。突然ですがなぜ人は留学するのでしょうか?
「英語が話せるようになりたい。」
「中国語が話せるようになりたい。」
「ドイツでドイツ語も英語も勉強したい。」
「世界中に友達を作りたい。」
「ネイティヴの友達が欲しい。」
「留学中にいろんなところを旅行してみたい。」
「自分を変えたい。」
「とりあえず海外に出てみたい。」
「あんまりイメージは湧かないけどただ漠然と留学をしてみたい。」
これらは今まで僕がアドバイジングをしていた時に大学生のみなさんから聞いたものです。どれもいい理由だと思いますし、みなさん高い意識があって素晴らしいと思います。
ただ、留学に行くことの本質はそれとは別のところにあります。
留学に行く本当の目的
結論から言うと、「留学中しかできないことをする」のが留学の本質です。上で羅列した留学の理由は留学中にしかできないことかと言われるとそうではありません。
語学を学びたければ、今はオンラインでも学べます。
世界中の友達もSNSや関大の中でも作れます。
旅行をするならバックパッカーになれば良いでしょう。
自分を変えることも日本でできます。
つまり、留学でなくても代替えが効くのです。わざわざ高額な費用を払って留学しなくても、自分の頑張り次第で実現できてしまいます。
留学中しかできないこと
では、留学中しかできないことは何か。
「一期一会を最大限に感じること」
あくまで僕個人の見解ですが、これが留学に行く本質になります。
留学に行く前の人はもちろん、留学を終えた人もこれに気付いている人はほとんどいません。この本質を理解するためには、結果的思考とプロセス的思考(過程的思考)が関連しているということを見抜く必要があります。
最初に列挙した理由のほとんどは結果的思考です。つまり、留学をした結果、得られるものに価値を見出したものです。
留学をして、語学力を伸ばしたい。
留学をして、友達を増やしたい。
留学をして、自分を変えたい。
このように、「留学をして」という前置きのもと、構成されるものです。
しかし、上でも述べたように、この結果的思考は前置きを置き換えられます。つまり、「留学」でなくても良いのです。結果そうなっていれば良いので、実現の過程で「留学」が絡んでなくても良いわけです。
それに対して、プロセス的思考は、「留学」という行為そのものに重きを置いたものです。
これは、留学以外の何ものにも変えられません。
“自分が選んだ留学先で”
“その時期でないと出会えなかった仲間たちや先生と“
“一緒にレッスンに励んだり”
“時には授業についていけなくて挫折をしたり”
“文化の違いから友達とすれ違ったり”
“それも乗り越えてもっと仲良くなったり”
“毎日通った電車からの風景や”
“いつも勉強してた図書館のいつもの席”
“街を歩いた時に感じる空気感”
“その時に、その場所に、行った自分でないと分からない記憶、感覚、経験“
それが、人が留学に行く最大の目的です。
まとめ
これらのことから言えることは、留学するにあたって、何も不安に思うことはなく、等身大の自分でいいということです。語学力がどれだけつくのかや友達の数、自分がどれだけ変わったかは結果論にすぎないので気にする必要はありません。
もちろん、目標に向かって頑張ることは大切です。ただ、留学中に自分の目標に達せなかったとしても大丈夫です。どれだけ語学が堪能なのかや留学中にどんなにすごい偉業を成し遂げたかは単なる指標にすぎません。
人がどんなにすごく見えても、その人は自分とは違います。自分には自分のペースがあります。留学をして語学が思うように伸びなくても、思ったような変化が留学後になくても何ら問題はありません。大事なのは自分が留学を通して何を感じたかです。
みなさんが今までの自分とは違った見方で留学に臨めるようになればと思います。それでは。